製品概要
「EDIWave TLS Converter」は、SSL や TLS に対応していない通信を安全な暗号化(SSL/TLS)通信に対応させる製品です。
Point to Point の通信(ダイヤルアップ接続など)は、相手を特定して通信を行うので、データを暗号化する事なく通信が行えました。インターネットでは、不特定多数の接続が発生するため、安全性を確保するためにはデータの暗号化が必要になります。
既存の全銀 TCP/IP などのプロトコルはそのままに、「EDIWave TLS Converter」を通過させる事でデータを暗号化して安全性を確保した通信が可能になります。
特徴
- 通信プロトコルは、全銀 TCP/IP、FTP など TCP/IP を使用するプロトコルで使用できます。
- 非 SSL/TLS と SSL/TLS への相互変換を行い、通信データの内容には変更を行いません。
- SSL/TLS は、TLS1.0/1.1/1.2 及び SSLv3 に対応しています。
- 接続先ごとに、暗号化の指定が行えます。
接続例
通信先もしくは通信元が TLS/SSL に対応している場合
通信先及び通信元共に TLS/SSL に対応していなく、通信を SSL/TLS で行いたい場合
動作環境
対応OS |
Windows 8.1 Pro Windows 10 HOME、Pro W indows Server 2012 Standard Windows Server 2012 R2 Standard Windows Server 2016 Standard Red Hat Enterprise Linux 6 Red Hat Enterprise Linux 7 Red Hat Enterprise Linux 8 |
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メモリ | ご使用されるOSの推奨スペック以上 |
HDD | 500MB 以上の空き容量 |
Webサーバ | Windows:インストーラーが web サーバをインストールします。 Linux: OS 付属されている Apache をご利用ください。 |
機能仕様
TLS機能サポート対象 | ||
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TLSバージョン | SSLv3、TLS1.0、TLS1.1、TLS1.2 | |
クライアント認証 | サポート | |
プロキシ | SOCKS4、SOCKS5(認証なし)、SOCKS5(認証あり) | |
SNI | TLS発信側のみサポート | |
暗号スイート | 使用する暗号スイートの選択が可能 | |
証明書失効リスト | CRLによる、受信したサーバー証明書、受信したクライアント証明書の証明書失効確認。 | |
証明書サポート対象 | ||
ルート証明書 中間証明書 |
ファイル形式 | X509(PEM、DER)、PKCS#7(PEM、DER) |
拡張子 | crt、cer、der、pem、p7b、spc | |
ハッシュ | SHA-1(160bit)、 SHA-2(224bit、256bit、384bit、512bit) |
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サーバー、クライアント証明書 | ファイル形式 | PKCS#12 |
拡張子 | P12、pfx | |
アルゴリズム | RSA | |
キー長 | 1024bit、2048bit、4096bit | |
CRL | ファイル形式 | X.509(PEM、DER) |
拡張子 | crl |
価格
EDIWave TLS Converter | 1 ライセンス | お問い合せください |
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追加セッション | 追加 1 セッションあたり | お問い合せください |
保守 | 1 年間 | お問い合せください |
- ※ 数量割引もありますので、お気軽にお問い合わせください。
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